本日は私のブログメディアにお越しくださり、ありがとうございます!
この記事では、ブログを始めたばかりのあなた向けて、収益化できる特化ブログの作り方についてわかりやすく解説します!
- そもそも、特化ブログって何?
- 特化ブログにするメリットって何?
- 収益化できる特化ブログってどうやって作るの?
という、全く知識の無い初心者の方にもわかるよう、簡単にお伝えしていきます。
特化ブログとは?
特化ブログとは
- あらかじめ設定した1つのジャンルに絞って、情報を発信するブログ
- そのジャンルについての専門知識や経験が必要
「特化ブログ」とは特定のジャンルに絞って書かれたブログです。
1つの分野について深く追求し、専門性の高い情報を発信します。
たとえば、インテリアについての特化ブログを作成した場合、そのブログには「家具」や「照明」について書かれた記事があっても、「旅行」や「美容」についての記事はないということです。
次に、特化ブログのメリットとデメリットについて解説します。
特化ブログのメリット
特化ブログの魅力を一言で表すと、SEOに強く収益化しやすいこと。
具体的には次の3つのメリットがあります。
- SEOで有利になりやすい
- E-A-Tが高まりやすい
- 収益化しやすい
SEOで有利になりやすい
特化ブログは、SEOに強い(検索エンジンに評価されやすい)という大きなメリットがあります。
SEOとは?
- Search Engine Optimizationの略で「検索エンジン最適化」を意味する
- GoogleやYahoo!などの検索結果に上位表示するための施策
一般的なブログのアクセス内訳の80~90%は検索からの流入です。
つまり、検索結果に上位表示すること(SEO)がブログ成功のカギになるということです。
特化ブログがSEOに強い理由は、次に説明するE-A-Tが関係しています。
E-A-Tが高まりやすい
E-A-Tとは専門性・権威性・信頼性のこと。
近年の検索エンジンは、このE-A-Tをとても重要視する傾向にあります。
つまりブログがSEOで集客するには、このE-A-Tが大切だということですね。
E-A-Tとは?
- Expertise:専門性
- Authoritativeness:権威性
- Trustworthiness:信頼性
特化ブログは1つのジャンルについてとことん追求するので、専門性・信頼性が高まるでしょう。
ブログの運営者(あなた)自身も、特化ブログを運営することでその分野の専門家となり、権威性も高まります。
収益化しやすい
特化ブログのE-A-Tを高めSEOに強くなることで、アクセスが増加します。
アクセスが増えれば当然、収益も発生しやすいブログになります。
また、ブログの代表的な収益化方法はアフィリエイトです。
特化ブログは特定の分野についてより詳しく、専門知識をもとに記事を書くため、読者満足度の高い記事を作ることができるでしょう。
アフィリエイトとは?
- 自分のブログに広告を設置し、広告収入を得る仕組み
- 読者が広告を通して商品・サービスの購入をすると収益が発生する
特化ブログのデメリット
特化ブログのデメリットは、雑記ブログにくらべて難易度が高いということです。
具体的には以下の2点が挙げられます。
- 専門知識や経験が必要
- ジャンル選びに失敗できない
専門知識や経験が必要
特化ブログは特定のジャンルについて深く追求するため、その分野に関する深い専門知識や経験が必要です。
知識がない場合は頑張って勉強しなくてはなりませんし、雑記ブログにくらべて記事を書く難易度も高いでしょう。
興味がないジャンルの記事を書くのは苦痛ですし、知識や経験が少ないと記事ネタもすぐに尽きてしまいます。
雑記ブログとは?
- ジャンル・テーマを絞らずに記事を書くという運営スタイルのブログ
- SEO的には、1つのジャンルを深掘りする特化ブログが集客・収益化に有利
ジャンル選びに失敗できない
特化ブログであつかうジャンルは1つだけなので、分野選びで失敗してしまうと後戻りや方向修正ができないというデメリットがあります。
つまり、「どのジャンルでブログを運営するのか」という分野選びがとても重要だということです。
知識や経験のない初心者が、たった1つの分野で当たりを引くのは、現実的に考えるとなかなか難しいでしょう。
特化ブログの作り方
特化ブログの作り方の手順を、5つのステップにわけて解説します。
- ブログのジャンルを決める
- ペルソナを設定する
- ブログの全体像を設計する(サイト設計をする)
- WordPressでブログを開設する
- 記事を作成する
1. ブログのジャンルを決める
まずは特化ブログのジャンルを決めましょう。
ジャンル選びは、ブログの収益を大きく左右するので、慎重に選ぶことが大切です。
ジャンル決めのポイント
- 自分の得意なジャンルにする
- 市場での需要が十分にある
- 将来性のある新しいジャンル
- アフィリエイトの報酬単価が高い
- アフィリエイトの承認率が高い
- YMYLに該当しない
自分の好きなジャンル・得意なジャンルであれば継続しやすく、専門性を発揮できる可能性が高いのでおすすめです。
また、市場に十分なニーズがあるジャンルを選ぶこと、もしくは現時点では市場が小さくても将来性のある新しいジャンルを選ぶことも大切です。
ブログの収益化を考えているのであれば、アフィリエイト案件の報酬単価が高いことはもちろん、承認率が高いことも重要です。
YMYL分野だと検索の上位表示が難しいので、YMYLに該当しないことも確認しましょう!
YMYLとは?
- 「Your Money or Your Life」の略称で、Googleが作った造語
- 人々の財産・健康・生命に重大な影響をあたえる情報ジャンル
- Googleでは、検索をするユーザーが健康・生命・生活を脅かされることのないよう、特にYMYLに該当するWebサイトやコンテンツに対して、とても厳しい基準を設けて評価をしている
2. ペルソナを設定する
ブログのジャンルが決まったら、次にペルソナを設定しましょう。
ペルソナとは
- ブログの中心的な読者像
- 名前、年齢、性別、職業、年収、居住地、家族構成、趣味、習慣、などを細かく設定する
読者の顔をより具体的に想定することで、「どんな人に・どんな手段で・どんな情報を提供するのか」が明確になるため、
読者がどのような悩みを抱えているのか? 悩みの背景はなにか? を想像しやすくなり、ブログの全体像を考える際や記事を書く際に役立ちます。
ペルソナは「ターゲット」とも似ていますが、下記のような違いがあります。
ターゲットとペルソナの違い
- ターゲットは「20代〜30代」などある程度幅を持たせたもの
- ペルソナは幅を持たせず一人の具体的な人物像を詳細に設定する
3. ブログの全体像を設計する(サイト設計)
ブログのジャンルとペルソナが決まったら、次にブログの全体像を設計します。
これを「ブログのサイト設計」ともいいます。
ブログの全体像とは
- ブログのカテゴリー構造
- カテゴリー毎にどんなコンテンツを用意するか
- コンテンツ(記事)毎に狙うキーワード
すべてを確定する必要はないですが、ある程度全体像を決めておいたほうが、スムーズにブログ運営ができます。
また全体像を考える際は、キーワード調査をおこないつつ、
マインドマップにカテゴリー構造や各カテゴリーにどんな記事を書くのか、各記事でどのキーワードを狙うのかを書き出し、視覚化しておくと良いでしょう。
マインドマップは手書きでもいいですが、「Mindmeister」のようなツールを使うと便利です。
4. WordPressでブログを開設する
ブログの概要が完成したら、実際にWordPressを使ってブログを開設します。
WordPress(ワードプレス)は、高品質なブログやWEBサイトを簡単に作るためのCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)です。
WordPressとは?
- 世界でもっとも利用されているCMS
- 初心者でも簡単に高機能・高品質なブログを作ることができる
- SEOに強く、集客に有利
- 広告周りの制限がなく、収益性の高いブログを作れる
- カスタム性が高く、自由に機能追加ができる
「無料ブログ」を使ってブログを始める方法もありますが、無料ブログは制限が多くSEO にも弱いためおすすめしません。
収益化を目的とした特化ブログを作成するのであれば、WordPressでブログを作りましょう。
5. 記事を作成する
特化ブログを開設できたら、実際に記事を作成してみましょう。
記事作成のポイントについては次章で解説しますが、ここでは記事作成の流れについて簡単に説明します。
- キーワードを選定する
- タイトルと見出しを作る
- 記事を執筆する
キーワードを選定する
まずは、その記事で上位表示を狙うキーワード選びをしましょう。
キーワード選定のポイント
- 検索ボリュームが1,000未満のロングテールキーワードを狙う
- 検索上位を確認し、勝てる見込みがあるかどうかを確認
- YMYLに該当しないかを確認
検索ボリュームとは、「そのキーワードがどれだけ検索されているか」を表す指標です。
検索ボリュームが大きいビッグキーワードは需要が高く、上位表示できれば大きなアクセスが見込めますが、そのぶん競合性が高く難易度も高いです。
ブログ開設初期は、検索ボリュームが1,000未満のロングテールキーワードでこつこつと上位表示を積み重ねていき、ドメインが育ったらミドルキーワードやビッグキーワードを狙うようにしましょう。
また、実際にそのキーワードで検索してみて、上位表示されている競合ページの記事内容を確認しておくことも大切です。
専門機関や企業サイト、大手WEBメディアなどが上位を独占しているキーワードは難易度が高く、YMYLの可能性もあるので避けましょう。
タイトルと見出しを作る
キーワードが決まったら、次に記事タイトルと見出し構成を作ります。
記事タイトルと見出し構成を作るポイントは、キーワードの検索意図を把握することです。
検索意図とは
- ユーザーがそのキーワードで検索した目的
- ユーザーが求める情報、ユーザーのニーズ
- ユーザーが抱える問題・悩み・欲求
検索エンジンは検索意図を解決できるコンテンツを評価し、検索結果の上位に表示しようとします。
つまりブログを検索上位に表示させるためには、ユーザーの検索意図を把握し、ユーザーの問題や悩みを解決できる記事にすることが大切です。
ブログの見出し構成を作る際は、この検索意図を解決するための文章構成を意識しましょう。
なるべく結論や答えを先出し(結論ファースト)にすることと、関連キーワードや再検索キーワードを調査して必要な情報を盛り込むことが大切です。
また、ブログの記事タイトルを作る際は、ブログの内容を端的に要約することと、検索意図が解決できることがわかるタイトルにしましょう。
なるべくタイトルの前半にキーワードを配置し、全角30~35文字程度で短くまとめることがポイントです。
記事を執筆する
タイトルと見出しが設定できたら、実際に記事を書きましょう。
見出し構成がしっかりと作られていれば、それに沿って書くだけなので、 とくに難しいことはありません。
記事を書く際は、以下のポイントを意識しましょう。
良質な記事を書くコツ
- 文体を統一する(だ・である調、です・ます調など)
- 一文を長くしすぎない(なるべく50文字以内にする)
- 検索意図に関係のないことは書かない
- 適切な場所に読点「、」を入れる
- 同じ語尾を何度も連続させない(「〜です」の語尾を3回連続で使うなど)
- 適度な文字装飾をする
もちろん最初は、上手く記事を書けないことがほとんどです。
しかし何度も記事を書いていくうちに、執筆方法がある程度パターン化され、自分の中に定着していきます。
特化ブログの記事を書くコツ
特化ブログの記事を書く際には、いくつかのポイントを意識する必要があります。
- 情報の正確さ、根拠の明示を意識する
- 一次情報を含める
- E-A-Tを高める
1. 情報の正確さ、根拠の明示を意識する
特化ブログでは、より専門的な内容が求められます。
情報の正確さを意識しつつ、それを証明できる根拠の明示をおこないましょう。
当然ですが、記事に嘘の内容が書かれていてはいけません。
故意でなくても、記事に書かれている情報が間違っていたり、古い情報のままになっていては、ブログ全体の信頼を損ねてしまいます。
情報の正確さを保つ方法
- 信用できる情報を引用し、引用元を明記する
- 1つの参考資料だけを見るのではなく複数の資料を参考にする
- 定期的にリライトし、情報の鮮度を保つ
具体的な数字などを記載する際は、その根拠となるコンテンツを引用し、引用元を明記しましょう。
引用しない場合でも、参考元や出典元を明記し、信頼性を担保します。
根拠の明示をする具体例
- 平均年収の推移を書く際には、政府統計などを根拠として明示
- 企業情報を書く際には、企業の公式WEBサイトを根拠として明示
2. 一次情報を含める
特化ブログの記事では、一次情報を含めることも大切です。
一次情報とは?
- 自分が一番最初の発信源である情報
- 他のサイトにはない、オリジナルの情報
他サイトなどの情報源を参考にした二次情報ではなく、あなたオリジナルの情報を含めましょう。
自分自身が調査・検証・研究した内容はもちろん、自分自身の経験や意見なども一次情報に含まれます。
3. E-A-Tを高める
特化ブログでは、E-A-Tを意識することが重要です。
前述のとおり、E-A-Tとは「専門性」「権威性」「信頼性」を意味します。
近年、検索エンジンはE-A-Tをとても重要視しているため、E-A-Tを高めることができればSEOにとても有利になります。
E-A-Tを高める方法
- 情報を深掘りし、専門性の高い内容にする
- 著者・運営者情報を明示する
- 独自の調査や研究内容を含める
- 関連性の高い被リンクを受ける
- 指名検索やサイテーションを増やす
- メディアへの露出を増やす
- 資格を取得したり、関連団体に所属する
- SNSを並行運用し、専門家としての知名度を高める
このように、E-A-Tを高めることはとても難しいです。でも難しいからこそ価値があるのですね。
初心者ができる施策は多くないので、中長期的な視点でじっくりとE-A-Tの強化に取り組むことが大切です。
最後に
特化ブログにはメリットとデメリットがありますが、収益化をめざしているのであれば、「特化ブログ」がおすすめです。
E-A-Tを意識しつつ、専門性が高く、読者の役に立つ情報を発信していきましょう!