本日は私のブログメディアにお越しくださり、ありがとうございます!
この記事では、ブログを始めたばかりのあなた向けて、ロングテールキーワードのメリットと探し方についてわかりやすく解説します!
- そもそも、ロングテールキーワードって何?
- ロングテールキーワードってどうやって探せばいいの?
- ロングテールキーワードを探すツールはどれがいい?
という、全く知識の無い初心者の方にもわかるよう、簡単にお伝えしていきます。
ロングテールキーワードとは?
ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが少なく、複数語の組み合わせからなるキーワードのことです。「ニッチキーワード」や「スモールキーワード」と呼ばれることもあります。
月間検索ボリューム(検索数)でいうと、1,000未満のものを指します。
ビッグキーワードやミドルキーワードとの違いは?
ロングテールキーワード以外に、「ビッグキーワード」や「ミドルキーワード」というものもあります。
それぞれの特徴は次のとおりです。
- ビッグキーワード
主に1語で構成されるキーワードのこと。検索ボリュームは1万以上
例:「ブログ」「WordPress」 - ミドルキーワード
2語で構成されるキーワードのこと。検索ボリュームは1,000~1万
例:「ブログ 収益化」「WordPress 始め方」 - ロングテールキーワード
3語以上で構成されるキーワードのこと。検索ボリュームは1,000未満
例:「ブログ 収益化 初心者」「WordPress 始め方 初心者」
「WordPress 始め方 初心者」など、Google検索で3語以上の単語が入力されていたら、それはロングテールキーワードと考えてもOKです!
単一キーワードのビッグキーワードと比較して、「検索回数自体は少ない」のですが、「コンバージョン率(成約率)が高いキーワードがたくさんある」という特徴があります。
ロングテールキーワードのメリット4つ
![](https://yukkuri-spi.com/wp-content/uploads/2024/03/日本一分かりやすい!-48.png)
ロングテールキーワードのメリットは、次の4つです。
- コンバージョン率が高い
- 検索で上位表示されやすい
- 安定的なアクセスを集めやすい
- 音声検索との相性が良い
では、順番に一緒に見ていきましょう!
1. コンバージョン率が高い
ロングテールキーワードを狙って書いた記事は、コンバージョン率が比較的高いといわれています。
コンバージョン率とは、WEBサイトに訪れた人が商品やサービスを購入した割合のことを言います。
たとえば、
・100人来て1人購入 → コンバージョン率1%
・5人来て5人購入 → コンバージョン率100%
となります。
コンバージョン率が高くなる理由は次の2つです。
- 検索ユーザーの意欲が高い
- 検索意図にあわせた記事をつくりやすい
上記について、「ダイエット アプリ 食事」のキーワードを例に説明します!
1. 検索ユーザーの意欲が高い
「ダイエット アプリ 食事」で検索する人は、『ダイエットをしていて、良い食事管理のアプリがあれば購入したい!』という検索意図があると想定されます。
そのため、このキーワードで検索する人のほとんどが、すでに購入目的で検索している人。魅力的な商品があれば、サイトを訪れた人が購入してくれる可能性が高いのです。
この例に限らず、ロングテールキーワードで検索する人は自分の悩みの解像度が高い状態なので、具体的なアクションを起こす意欲がすでに高い傾向があります。
2. 検索意図にあわせた記事を作りやすい
「ダイエット アプリ 食事」を対策キーワードとして記事を書く場合、特定のユーザーのシチュエーションに限定して書くことができます。
そのため、キーワードを検索したユーザーが知りたい内容を元にした記事を書きやすくなります。
一方「ダイエット」単体のキーワードだと、さまざまな検索意図が想定されるため、ニーズを過不足なく満たすことはロングテールキーワードよりも難しくなるでしょう。
2. 検索で上位表示されやすい
ロングテールキーワードは検索数が少ない分、ライバルサイトが少なく、上位表示されやすい特徴があります。
たとえば「ダイエット アプリ 食事」のようなロングテールキーワードは、月間検索数が少ないため、コンバージョン率が高くても大量に売れることはありません。
「企業ブログ」や「有名ブロガー」といった強力なライバルたちは、ビッグキーワードで上位表示させてアクセスを集めた方が効率が良いため、ロングテールキーワードの記事をあまり書きたがりません。
最近の動向
最近では、企業や有名ブロガーもロングテールキーワードで記事を書きはじめているため、ロングテールキーワードと記事の中身で勝負する場面が多くなっています。
ただ、企業ブログの記事は外注を使うことも多く「内容が薄い」「あまり新しいコンテンツがない」ことも多いです。
Googleは一貫して”読者にとって役立つ記事をが重要”と伝えています。
ロングテールキーワードを使って記事内容を充実させたら、十分にライバルサイトと戦えます!
3. 安定的なアクセスを集めやすい
ロングテールキーワード3つ目のメリットは「安定的なアクセスを集めやすい」ことです。
こちらも、大手企業などの参入が少なく、検索上の順位変動が起きにくいというのが理由です。
ロングテールキーワードであれば検索順位変動のリスクも少なく、初心者でも安定的にアクセスを集められます。
4. 音声検索との相性が良い
ロングテールキーワードの4つ目のメリットは「音声検索との相性が良い」という点です。
最近はGoogleで文字入力による検索だけでなく「音声」を使って検索するユーザーも増えてきています。
- SiriやAlexaなど、音声アシスタントサービスが普及してきた
- 家事や作業中でも「ながら」で検索ができる
- 文字入力の手間が必要ない
- スマートフォンの操作に不慣れなシニア層でも簡単に検索できる
音声で検索する際、「ダイエットのアプリで食事管理のできるものはある?」「カレーの作り方を教えて」など、自然と「ロングテールキーワード」になりがちです。
そこでロングテールキーワードを使った記事を用意しておけば、あなたのブログにアクセスされる可能性が高くなります。
ロングテールキーワードのデメリット2つ
![](https://yukkuri-spi.com/wp-content/uploads/2024/04/日本一分かりやすい!-91.png)
ロングテールキーワードにはメリットだけでなく、デメリットもあります。
- 大量のアクセスは期待できない
- 成果が出るまで時間がかかる
1.大量のアクセスは期待できない
ロングテールキーワードのデメリットは、検索流入数が他のキーワードと比べて少なく、1つの記事で多くのアクセスを集められない点です。
ロングテールキーワードは検索需要の少ない検索ワードのため、アクセスする読者は限られてきます。
検索表示で1位を獲得したとしても、そのキーワードに検索需要がないと、ほんの少ししかアクセスが集まらない可能性も…。
1つの記事でアクセスを集めるのではなく、複数の記事でアクセスを集める必要があります。
2.成果が出るまでに時間がかかる
ロングテールキーワードのデメリット、2つ目は成果が出るまでに時間がかかる点です。
ロングテールキーワードはひとつの記事あたりのアクセス数が多くないため、できるだけ多くの記事が必要です。
また、コンテンツを書くだけではなく、各記事を検索上位にあげる必要があるため、どうしても時間がかかります。
地道ではありますが、より多くの記事を検索上位にあげることで、検索に強い安定的なアクセスを集められます。
ロングテールキーワードの選び方4ステップ
![](https://yukkuri-spi.com/wp-content/uploads/2024/04/日本一分かりやすい!-93.png)
ここからは、ロングテールキーワード選定の手順を、4つのステップに分けて紹介します。
ここでは、もかが「WEBマーケティング」に関するロングテールキーワードを探す想定で、以下の手順を実際に行いながら説明します!
- ブログのジャンルを決める
- 集客したいメインのキーワードを決める
- 「2」のキーワードをキーワードプランナーに入れる
- 検索意図を考えながらキーワードを選ぶ
1.ブログのテーマ(ジャンル)を決める
まずは、あなたのブログのテーマ(ジャンル)を決めましょう。
キーワードでいえば1語のブログ全体のキーワードです。
私の場合は、「WEBマーケティング」で稼ぐことを目的としたサイトを作りたいので、「WEBマーケティング」がブログ全体のキーワードです。それ以外の関係のない記事は書きません。
あなたが書きたい内容で、読者にとって役に立ちそうな記事を書くことを意識しましょう。
2. 集客したい記事単位の検索キーワードを決める
次に、記事単位で狙うメインキーワードを選びます。
1語のキーワードを記事単位で狙うと、ロングテールキーワードが選びにくいので、まず2語のメインキーワードに絞っていきます。
その際、「自分の作るサイトの記事がどのようなキーワードで検索されたいか」を一番に考えましょう。
私の記事は「WEBマーケティング」についてがメインテーマなので、「WEBマーケティング」というキーワードをラッコキーワードの検索窓に入れます。
![](https://yukkuri-spi.com/wp-content/uploads/2024/04/名称未設定のデザイン-70.png)
出典:ラッコキーワード
上記のように、たくさんの関連キーワードが出てきます。この中から自分の書く記事に一番合うキーワードを選びます。
私は、「WEBマーケティング ブログ」を記事単位で狙うメインキーワードとします。
3. 「2」のキーワードをキーワードプランナーに入れる
記事単位のメインキーワードを決めたら、「Googleキーワードプランナー」でキーワード候補をチェックしてみましょう!
キーワードプランナーの使い方を以下で説明します。
手順 1
キーワードプランナーを開いたら、「新しいキーワードを見つける」をクリックする。
![](https://yukkuri-spi.com/wp-content/uploads/2024/04/名称未設定のデザイン-73.png)
手順 2
「キーワードから開始」の検索窓にキーワードを入れて、「結果を表示」をクリック。
先ほどのキーワード「WEBマーケティング ブログ」を入れました。
![](https://yukkuri-spi.com/wp-content/uploads/2024/04/名称未設定のデザイン-75.png)
手順 3
検索結果が出てきたら、右上の「ダウンロードマーク」をクリックし、GoogleスプレッドシートかCSVファイルで保存します。
以上で、キーワード候補を用意できました。
![](https://yukkuri-spi.com/wp-content/uploads/2024/04/メールアドレスを追加-12.png)
この中から自分が書きたい記事に一番合うキーワードを選んで、記事を書いていきます。
![](https://yukkuri-spi.com/wp-content/uploads/2024/04/メールアドレスを追加-13.png)
今回、私は「WEBマーケティング 独学 ブログ」を書く想定で進めます。
「WEBマーケティングを、私のブログで学んで在宅で稼げるようになるために、ブログの書き方を知る」という趣旨の記事を読者のために書きたいからです。
4. 検索意図を考えながらキーワードを選ぶ(重要)
最後に、検索意図を考えながらキーワードを決めましょう。
ロングテールキーワードには検索意図が含まれているとお伝えしましたが、この検索意図を考えながらロングテールキーワードを選択することが重要です。
先ほど「3」にてダウンロードしたロングテールキーワードを見ていくと、『WEBマーケティング 独学 ブログ』というキーワードがありました。
この検索意図は、「WEBマーケティングを、独学で習得することを考えていて、ブログの書き方を知りたい」だと考えられます。
私の書きたい記事の趣旨、「WEBマーケティングを、私のブログで学んで在宅で稼げるようになるために、ブログの書き方を知る」にぴったりです!
このように、検索意図と自分が書く記事のテーマが合致するようなロングテールキーワードを見つけましょう。
最後に
![](https://yukkuri-spi.com/wp-content/uploads/2024/04/日本一分かりやすい!-74.png)
また、ロングテールキーワードには、読者の検索意図が反映されているのでしたね。
その意図を想像力豊かに汲み取って、必要な記事を書けるようにしていきたいですね!