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【ブログ初心者必見】ロングテールキーワードのメリットと探し方

MOCA
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こんにちは!もかです!

本日は私のブログメディアにお越しくださり、ありがとうございます!

この記事では、ブログを始めたばかりのあなた向けて、ロングテールキーワードのメリットと探し方についてわかりやすく解説します!

  • そもそも、ロングテールキーワードって何?
  • ロングテールキーワードってどうやって探せばいいの?
  • ロングテールキーワードを探すツールはどれがいい?

という、全く知識の無い初心者の方にもわかるよう、簡単にお伝えしていきます。

ロングテールキーワードのメリットを知り、探し方をマスターして、SEO対策を意識した記事づくりをしていきましょう!

ロングテールキーワードとは?

ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが少なく、複数語の組み合わせからなるキーワードのことです。「ニッチキーワード」や「スモールキーワード」と呼ばれることもあります。

月間検索ボリューム(検索数)でいうと、1,000未満のものを指します。

ビッグキーワードやミドルキーワードとの違いは?

ロングテールキーワード以外に、「ビッグキーワード」や「ミドルキーワード」というものもあります。

それぞれの特徴は次のとおりです。

  • ビッグキーワード
    主に1語で構成されるキーワードのこと。検索ボリュームは1万以上
    例:「ブログ」「WordPress」
  • ミドルキーワード
    2語で構成されるキーワードのこと。検索ボリュームは1,000~1万
    例:「ブログ 収益化」「WordPress 始め方」
  • ロングテールキーワード
    3語以上で構成されるキーワードのこと。検索ボリュームは1,000未満
    例:「ブログ 収益化 初心者」「WordPress 始め方 初心者」

「WordPress 始め方 初心者」など、Google検索で3語以上の単語が入力されていたら、それはロングテールキーワードと考えてもOKです!

単一キーワードのビッグキーワードと比較して、「検索回数自体は少ない」のですが、コンバージョン率(成約率)が高いキーワードがたくさんあるという特徴があります。

ロングテールキーワードのメリット4つ

ロングテールキーワードのメリットは、次の4つです。

  1. コンバージョン率が高い
  2. 検索で上位表示されやすい
  3. 安定的なアクセスを集めやすい
  4. 音声検索との相性が良い

では、順番に一緒に見ていきましょう!

1. コンバージョン率が高い

ロングテールキーワードを狙って書いた記事は、コンバージョン率が比較的高いといわれています。

コンバージョン率(CVR)とは?

コンバージョン率とは、WEBサイトに訪れた人が商品やサービスを購入した割合のことを言います。

たとえば、

・100人来て1人購入 → コンバージョン率1%
・5人来て5人購入 → コンバージョン率100%

となります。

コンバージョン率が高くなる理由は次の2つです。

  1. 検索ユーザーの意欲が高い
  2. 検索意図にあわせた記事をつくりやすい

上記について、「ダイエット アプリ 食事」のキーワードを例に説明します!

1. 検索ユーザーの意欲が高い

「ダイエット アプリ 食事」で検索する人は、『ダイエットをしていて、良い食事管理のアプリがあれば購入したい!』という検索意図があると想定されます。

そのため、このキーワードで検索する人のほとんどが、すでに購入目的で検索している人。魅力的な商品があれば、サイトを訪れた人が購入してくれる可能性が高いのです。

この例に限らず、ロングテールキーワードで検索する人は自分の悩みの解像度が高い状態なので、具体的なアクションを起こす意欲がすでに高い傾向があります。

2. 検索意図にあわせた記事を作りやすい

「ダイエット アプリ 食事」を対策キーワードとして記事を書く場合、特定のユーザーのシチュエーションに限定して書くことができます。

そのため、キーワードを検索したユーザーが知りたい内容を元にした記事を書きやすくなります。

一方「ダイエット」単体のキーワードだと、さまざまな検索意図が想定されるため、ニーズを過不足なく満たすことはロングテールキーワードよりも難しくなるでしょう。

2. 検索で上位表示されやすい

ロングテールキーワードは検索数が少ない分、ライバルサイトが少なく、上位表示されやすい特徴があります。

たとえば「ダイエット アプリ 食事」のようなロングテールキーワードは、月間検索数が少ないため、コンバージョン率が高くても大量に売れることはありません。

「企業ブログ」や「有名ブロガー」といった強力なライバルたちは、ビッグキーワードで上位表示させてアクセスを集めた方が効率が良いため、ロングテールキーワードの記事をあまり書きたがりません。

最近の動向

最近では、企業や有名ブロガーもロングテールキーワードで記事を書きはじめているため、ロングテールキーワードと記事の中身で勝負する場面が多くなっています。

ただ、企業ブログの記事は外注を使うことも多く「内容が薄い」「あまり新しいコンテンツがない」ことも多いです。

Googleは一貫して”読者にとって役立つ記事をが重要”と伝えています。
ロングテールキーワードを使って記事内容を充実させたら、十分にライバルサイトと戦えます!

SEOの基本については、「【SEOの基本】必須のSEO対策3選」の記事を参考にしてみてください!

3. 安定的なアクセスを集めやすい

ロングテールキーワード3つ目のメリットは安定的なアクセスを集めやすい」ことです

こちらも、大手企業などの参入が少なく、検索上の順位変動が起きにくいというのが理由です。

ロングテールキーワードであれば検索順位変動のリスクも少なく、初心者でも安定的にアクセスを集められます。

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ブログを始めたてのみなさんは、まずロングテールキーワードの記事をたくさん作っていき、読者のコアな悩みを解決していきましょう!

4. 音声検索との相性が良い

ロングテールキーワードの4つ目のメリットは「音声検索との相性が良い」という点です。

最近はGoogleで文字入力による検索だけでなく「音声」を使って検索するユーザーも増えてきています。

音声検索の需要が上がっている理由
  • SiriやAlexaなど、音声アシスタントサービスが普及してきた
  • 家事や作業中でも「ながら」で検索ができる
  • 文字入力の手間が必要ない
  • スマートフォンの操作に不慣れなシニア層でも簡単に検索できる

音声で検索する際、「ダイエットのアプリで食事管理のできるものはある?」「カレーの作り方を教えて」など、自然と「ロングテールキーワード」になりがちです。

そこでロングテールキーワードを使った記事を用意しておけば、あなたのブログにアクセスされる可能性が高くなります。

ロングテールキーワードのデメリット2つ

ロングテールキーワードにはメリットだけでなく、デメリットもあります。

  1. 大量のアクセスは期待できない
  2. 成果が出るまで時間がかかる

1.大量のアクセスは期待できない

ロングテールキーワードのデメリットは、検索流入数が他のキーワードと比べて少なく、1つの記事で多くのアクセスを集められない点です。

ロングテールキーワードは検索需要の少ない検索ワードのため、アクセスする読者は限られてきます。

検索表示で1位を獲得したとしても、そのキーワードに検索需要がないと、ほんの少ししかアクセスが集まらない可能性も…。

1つの記事でアクセスを集めるのではなく、複数の記事でアクセスを集める必要があります。

読者のニーズに寄り添ったロングテールキーワードを量産して、ブログ全体のアクセスを底上げしていきましょう。

2.成果が出るまでに時間がかかる

ロングテールキーワードのデメリット、2つ目は成果が出るまでに時間がかかる点です。

ロングテールキーワードはひとつの記事あたりのアクセス数が多くないため、できるだけ多くの記事が必要です。

また、コンテンツを書くだけではなく、各記事を検索上位にあげる必要があるため、どうしても時間がかかります。

地道ではありますが、より多くの記事を検索上位にあげることで、検索に強い安定的なアクセスを集められます。

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地道に有益なコンテンツを書き続ける必要がありますね!

ロングテールキーワードの選び方4ステップ

ここからは、ロングテールキーワード選定の手順を、4つのステップに分けて紹介します。

ここでは、もかが「WEBマーケティング」に関するロングテールキーワードを探す想定で、以下の手順を実際に行いながら説明します!

  1. ブログのジャンルを決める
  2. 集客したいメインのキーワードを決める
  3. 「2」のキーワードをキーワードプランナーに入れる
  4. 検索意図を考えながらキーワードを選ぶ

1.ブログのテーマ(ジャンル)を決める

まずは、あなたのブログのテーマ(ジャンル)を決めましょう。

キーワードでいえば1語のブログ全体のキーワードです。

私の場合は、「WEBマーケティング」で稼ぐことを目的としたサイトを作りたいので、「WEBマーケティング」がブログ全体のキーワードです。それ以外の関係のない記事は書きません。

あなたが書きたい内容で、読者にとって役に立ちそうな記事を書くことを意識しましょう。

2. 集客したい記事単位の検索キーワードを決める

次に、記事単位で狙うメインキーワードを選びます。

1語のキーワードを記事単位で狙うと、ロングテールキーワードが選びにくいので、まず2語のメインキーワードに絞っていきます。

その際、「自分の作るサイトの記事がどのようなキーワードで検索されたいか」を一番に考えましょう。

私の記事は「WEBマーケティング」についてがメインテーマなので、「WEBマーケティング」というキーワードをラッコキーワードの検索窓に入れます。

出典:ラッコキーワード

上記のように、たくさんの関連キーワードが出てきます。この中から自分の書く記事に一番合うキーワードを選びます。

私は、「WEBマーケティング ブログ」を記事単位で狙うメインキーワードとします。

3. 「2」のキーワードをキーワードプランナーに入れる

記事単位のメインキーワードを決めたら、「Googleキーワードプランナー」でキーワード候補をチェックしてみましょう!

キーワードプランナーの使い方を以下で説明します。

手順 1

キーワードプランナーを開いたら、「新しいキーワードを見つける」をクリックする。

手順 2

キーワードから開始の検索窓にキーワードを入れて、「結果を表示」をクリック。
先ほどのキーワード「WEBマーケティング ブログ」を入れました。

手順 3

検索結果が出てきたら、右上の「ダウンロードマーク」をクリックし、GoogleスプレッドシートかCSVファイルで保存します。

以上で、キーワード候補を用意できました。

この中から自分が書きたい記事に一番合うキーワードを選んで、記事を書いていきます。

今回、私は「WEBマーケティング 独学 ブログ」を書く想定で進めます。

WEBマーケティングを、私のブログで学んで在宅で稼げるようになるために、ブログの書き方を知る」という趣旨の記事を読者のために書きたいからです。

4. 検索意図を考えながらキーワードを選ぶ(重要)

最後に、検索意図を考えながらキーワードを決めましょう。

ロングテールキーワードには検索意図が含まれているとお伝えしましたが、この検索意図を考えながらロングテールキーワードを選択することが重要です。

先ほど「3」にてダウンロードしたロングテールキーワードを見ていくと、『WEBマーケティング 独学 ブログ』というキーワードがありました。

この検索意図は、「WEBマーケティングを、独学で習得することを考えていて、ブログの書き方を知りたい」だと考えられます。

私の書きたい記事の趣旨、WEBマーケティングを、私のブログで学んで在宅で稼げるようになるために、ブログの書き方を知る」にぴったりです!

このように、検索意図と自分が書く記事のテーマが合致するようなロングテールキーワードを見つけましょう。

最後に

また、ロングテールキーワードには、読者の検索意図が反映されているのでしたね。

その意図を想像力豊かに汲み取って、必要な記事を書けるようにしていきたいですね!