本日は私のブログメディアにお越しくださり、ありがとうございます!
この記事では、ブログを始めたばかりのあなた向けて、検索ボリュームの調べ方とツールについてわかりやすく解説します!
- そもそも、検索ボリュームって何?
- 検索ボリュームはどうやって調べればいいの?
- 検索ボリュームを調べるツールはどれを使えばいい?
という、全く知識の無い初心者の方にもわかるよう、簡単に解説していきます。
検索ボリュームとは
検索ボリュームとは、
特定のキーワードが1ヶ月の間に検索エンジンで何回検索されているのか
を示す値です。
たとえば、1か月で1000回検索されたキーワードのボリュームは、「1000」となります。
検索ボリュームを調べることで、検索する人のニーズを知ることができるので、ブログ記事を書く際には必ず調べましょう!
ニーズを満たす記事を書くことで、狙ったキーワードで検索結果の上位に表示される可能性が高まり、SEO対策にもなります。
ブログを書くときに、検索ボリュームを調べるのは必須!
検索ボリュームの調べ方3ステップ
検索ボリュームの効率的な調べ方は、次の3ステップです。
- 主要なSEOキーワードを洗い出す
- 複合キーワードを洗い出す
- 洗い出した複合キーワードのボリュームを調べる
STEP 1:主要なSEOキーワードを洗い出す
はじめに、SEO対策を実施する上で重要なキーワード(SEOキーワード)を洗い出します。
洗い出すのは、ブログで扱うテーマを表す「1語のメインキーワード」です。
私のブログのテーマは、「WEBマーケティングを学んで在宅で稼げるようになる」なので、これに関係するキーワードを選びます。
このブログが選んでいるメインキーワード例
- ブログ
- WEBマーケティング
- WordPress など
これらのメインキーワードを中心にして、複合キーワード(2語や3語のキーワード)を洗い出していきます!
STEP 2: 複合キーワードを洗い出す
それでは、メインキーワードを使った「2・3語の複合キーワード」を洗い出しましょう。
ユーザーは何かを検索するとき、基本的には2~3語ほどの複合キーワードを使用します。
このブログのメインキーワードを使った複合キーワード例
- 「ブログ 書き方」
- 「WEBマーケティング 始め方」
- 「WordPress 開設方法」
複合キーワードを洗い出すときには「ラッコキーワード)」が便利です。
今回は、メインキーワードが「ブログ」だと想定して、複合キーワードを調べます。
手順 1
検索窓に調べたいキーワードを入力しましょう。
例として「ブログ」と入力し、虫眼鏡マークをクリックします。
手順 2
複合キーワードをコピーまたはダウンロード
画像のとおり「ブログ」の複合キーワードが一覧で表示されます。
右上の全キーワードコピー(重複除去)、もしくはCSVダウンロードをクリックして、複合キーワードを取得しましょう。
STEP 3:洗い出したキーワードの検索ボリュームを調査する
最後に「Googleキーワードプランナー」を使って、取得した複合キーワードの検索ボリュームを調べましょう。
実際にGoogleキーワードプランナーを使って検索ボリュームを調べる方法を紹介します。
手順 1
「Googleキーワードプランナー」にアクセスしたら、Googleアカウントでログインします。
手順 2
ログインできたら、検索のボリュームと予測のデータを確認するをクリックしてください。
手順 3
ラッコキーワードで取得した複合キーワードの一覧をコピペ、もしくはCSVデータをアップロードして、開始するをクリックしましょう。
手順 4
画像のとおり、左から2番目の列で各キーワードの検索ボリュームを確認できます。
「月間平均検索ボリューム」をクリックすると、キーワードをボリュームの多い順に並べ替えることができます。
無料版の場合は「1万~10万」のように、おおよそのボリュームが表示されます。
有料でGoogle広告を利用すると正確な値を取得できますが、ブログ初心者は無料のままでも十分です!
検索ボリュームの調べ方についての解説は以上です。
調べ方の手順について理解できたら、
次に、実際に記事を書く際にどのボリュームのキーワードを選べばいいのか?という疑問が湧いてきませんか?
【SEO対策】あなたにピッタリの検索ボリュームはコレ
ブログ初心者のあなたが選ぶべき検索ボリュームをお伝えする前に、ブログがどのようにしてGoogleに評価されるのかを説明します。
ここを理解すると、「ブログやWEBサイトの成長段階に合わせ、どのくらいの検索ボリュームのキーワードを選べばいいのか」がわかるようになるので、ぜひ、しっかり読んでください!
WEBサイトの構造と検索ボリュームの関係
一般的にWEBサイトは「ピラミッド構造」で作られます。
大まかにいえば、上から「トップページ」→「カテゴリーページ」→「個別記事ページ」の3段構造です。
- トップページ:Googleからの評価を最終的に受け取るページ
- カテゴリーページ:
個別記事ページの評価が内部リンクを通して集約されるページ - 個別記事ページ:サイトの検索順位を上げるために評価されるページ
まず、Googleから評価を受けるのは「個別記事ページ」です。
そして、個別記事ページの評価は内部リンクを通して「カテゴリーページ」に集約されます。
さらに、カテゴリーページに集約された評価は最終的に「トップページ」へと伝わるので、ピラミッドの上に行くほどページのパワーが強まるイメージです。
検索ボリュームはどのように関係する?
次に、Webサイトの構造に対して検索ボリュームがどのように関わっているのかを説明します。
- 検索ボリュームの大きいキーワード:カテゴリーページなど上層ページで対策
- 検索ボリュームの小さいキーワード:個別記事ページで対策
先述のとおり、個別記事ページの評価はカテゴリーページに集約され、ピラミッドの上層ほどパワーが強まっていくのが特徴です。
そのため、個別記事でボリュームの小さいキーワードを対策して、カテゴリーページへの評価を集めていくのが基本的な戦略になります。
たとえば、検索ボリュームが「1,000」を超えるキーワードはカテゴリーページなどで対策し、「100」程度の場合は個別記事ページで対策するイメージです。
検索ボリュームの大きいキーワードで記事を書いても、企業サイトや有名サイトなどの強力な競合に勝つのはかなり難しいことです。
しかし、検索ボリュームの小さいキーワードで記事を書けば、検索結果での上位表示が狙いやすく、Googleからの評価も受けやすくなります!
たとえば、ダイエットをテーマにしたブログの場合、メインキーワードの「ダイエット」で上位表示をするのは容易ではありません。
そこで、「ダイエット 食事」のようなカテゴリーを作り、その下に「ダイエット 食事 タンパク質」「ダイエット食事 飲み物」のような個別記事を作っていきます。
そうすることで、上位表示しやすいキーワードで集めた評価を上層ページに集約し、サイト全体のパワーを高めていくことができるのです。
WEBサイトの成長段階に合わせてキーワードを選定する
ここからは、Webサイトの成長段階に合わせてキーワードを選定する重要性について、見ていきましょう。
以下のとおり、Webサイトの成長段階を大きく3段階に分類しました。
- 立ち上げ期
・合計記事数が100記事未満くらいの時期
・ブログやWebサイトを始めたばかりでPV数はほぼない
- 成長期
・合計記事数が100〜150記事未満くらいの時期
・書き方、収益化に関しても理解が少し深まり、月5千〜2万pv程
- 発展期
・合計記事数が151記事以上ある時期
・書き方、収益化、アクセス解析などに関する理解が深まり、月2万pv以上
最初から大きな検索ボリュームのワードで記事を書いても、なかなか上位には表示されません。
Googleからの評価が高まれば、検索ボリュームの大きな記事でも勝負できるので、WEBサイトがある程度成長してくるとキーワードの幅を広げるのが有効になってきます。
各段階に合わせた検索ボリュームの記事を書いていかないと、アクセス数は増やせません。そのため、成長段階に合わせたキーワード選定が重要になるのです。
以下では「それぞれの段階でどれくらいの検索ボリュームを狙い、記事を書くのか」を解説していきます。
立ち上げ期
「立ち上げ期」は、検索ボリュームが「100~300」程度の「ロングテールキーワード」で記事を書くようにしましょう。
ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが少なく、かつ「3語以上の複合ワード」からなるキーワードです。
ロングテールキーワードのボリュームについて、明確な定義はありません。この記事では、ボリュームが100~300のキーワードをロングテールキーワードとしています。
ロングテールキーワードは競合が少ないので、小さいアクセスをたくさん集められ、結果的にGoogleからの評価を少しづつ上げていけます。
成長期
ロングテールキーワードで自分の記事が上位表示されてきたら、検索ボリュームが「300~1,000」程度のミドルキーワードで記事を作成しましょう。
さらにカテゴリーページなど、上層ページにもミドルキーワードを散りばめてください。
Googleからのサイトの評価が高まり、「ドメインパワー」が強まってきているので、ミドルキーワードでも上位表示が狙えるはずです!
発展期
ミドルキーワードでも上位表示できたら、あなたのサイトの評価は高まっていると考えて問題ありません。
発展期は、検索ボリュームが「1,000」を超える「1・2語」のキーワードで上位表示できるよう、サイトの改善に努めましょう。
おすすめなのは、これまで作成した個別記事ページへのリンクを束ねて紹介する「まとめ記事」の作成です。
個別記事ページの評価が集約されたまとめ記事はパワーが強く、ビックキーワードでも上位表示が狙えます。
それだけでなく、まとめ記事に掲載した個別の記事ページの評価も、さらに高められるでしょう!
最後に
検索ボリュームは、そのキーワードにどのくらいの需要があるのか、読者が実際にどのようなキーワードで検索しているのか、を知るのに欠かせない要素です。
読者のニーズが分かれば、どのような記事を書けばよいのかもわかります。
今回紹介したツールを使い、読者の検索意図やニーズをつかむヒントを得て、読者のみなさんに喜んでもらえるような記事をどんどん書いていきましょう!