本日は私のブログメディアにお越しくださり、ありがとうございます!
この記事では、ブログを始めたばかりのあなた向けて、SEOキーワードの選び方と必須のキーワード選定ツールについてわかりやすく解説します!
- そもそも、SEOやSEOキーワードって何?
- SEOキーワードはどうやって選べばいいの?
- SEOキーワードを選定するツールはどれを使えばいい?
という、全く知識の無い初心者の方にもわかるよう、簡単に解説していきます。
SEOとは
まずは、そもそも「SEOって何?」というところから解説していきます!
「SEO」とは、Search Engine Optimizationの頭文字を取ったもので、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」となります。
つまり、検索エンジンで上位表示する方法のことです。
検索エンジンは何十種類もありますが、日本人はGoogle(グーグル)とYahoo!(ヤフー)を使っている人が全体の9割。
そして、YahooはGoogleと同じ仕組みの検索エンジンを使っています。
つまり、「SEO」=「検索エンジンで上位表示する方法」=「Googleで上位表示する方法」ということになります!
ネット検索したときに私たちがまず見るのは、「検索結果の上位に表示されているサイト」ですね。
検索エンジンは、読者が求めているであろう情報を高い精度で出してくれます。みなさんが何かを検索したときも、せいぜい上位10記事くらいしか見ないのではないでしょうか。
つまり、誰かに自分のブログを見に来てもらうには、検索上位に掲載されることが絶対的な条件。そのためにやるべきことがSEO対策です。
SEOのキーワード選定とは
みなさんがネット検索するときに使う、以下の画面に入力する言葉が「検索キーワード」です。
キーワード選定とは、
- 自分のブログの読者が『検索欄に入力する言葉は何か』を選んで決める
ことです。
私たちは、そこから推測してブログに必要な記事を書いていくので、記事作成のとても大切な手順といえます。
検索キーワードには『読者の検索意図』が反映されています。
つまり、検索キーワードから読者の疑問・悩みを推測できるのです。
- 読者が特定のキーワードで検索を行った目的
たとえば、「ダイエット 痩せたい 食事制限」と「ダイエット 痩せたい エクササイズ」では、読者の知りたいことは全く違います。
おそらく検索している人の性質も異なるでしょう。前者で検索している人は、エクササイズ自体が好きではないかもしれません。
このように、対策するキーワードによって、作成するべき記事の内容は大きく異なってきます。
キーワードの種類
キーワードは検索ボリュームや検索ニーズによっていくつかの種類に分類されます。
ここではキーワードの種類について見ていきましょう。
- ビッグキーワード
- ミドルキーワード
- スモールキーワード(ロングテールキーワード)
ビッグキーワード
ビッグキーワード
- 月間検索ボリュームが1万を超えるような検索回数の多いキーワード
「ブログ」「ダイエット」など、単一ワードであることがほとんどです。
検索エンジンで上位表示できると大きなアクセスが見込めますが、競争が激しく、検索上位を企業の公式サイトや大手WEBメディアが占めることが多いです。
そのため、ブログなどの個人メディアがビッグキーワードで検索上位を取るのは、ある程度ドメインが成長してからでないと難しいでしょう。
ミドルキーワード
ミドルキーワード
- 月間検索ボリュームが1,000~1万ほどのキーワード
- 「ダイエット 40代」「レシピ 鶏肉」など、二語程度を組み合わせた複合キーワードが多い。
ビッグキーワードに比べると競合が減るので上位表示させやすく、スモールキーワードよりも大きな流入を見込めます。
期待できるアクセス数も、SEOの難易度も、中程度になります。
スモールキーワード(ロングテールキーワード)
スモールキーワード
- 「ダイエット ジム 東京」のような複合キーワード
- 月間検索ボリュームが1,000以下で、検索回数が少ないキーワード
スモールキーワードは、企業サイトなどが手を出さない(拾い切れない)ような細かいキーワードなので、個人でも上位表示させやすいというメリットがあります。
ロングテールキーワードはスモールキーワードとミドルキーワードを合わせたもののことです。
検索回数は少ないものの、キーワードの種類がとても多いことが特徴。
スモールキーワード、ロングテールキーワードは競合が拾い切れていないことが多く、ブログのような個人メディアでも上位表示しやすいキーワードです。
ひとつの記事で見込める流入数は少ないですが、まだブログが育っていない開設初期は、ロングテールキーワードでの上位表示をコツコツ積み重ねることが基本戦略になります。
【超重要】キーワード選定の手順7ステップ
キーワード選定は、簡単なツールを利用して、キーワードをリストアップしていく作業からスタートします。
- ブログのテーマ・ジャンルに関する、「メインキーワード」を1つ決める
- ブログの読者を想定し、検索しそうな言葉をいくつか書き出す
- 「メインキーワード」の関連キーワードを洗い出す
- キーワードの検索ボリュームを確認する
- キーワードを絞り込む
- 検索結果で競合ページを確認する
- キーワードの検索意図を確認する
1. ブログのテーマに即した「メインキーワード」を1つ決める
まずは、
- ブログのテーマ・ジャンルに関する、メインキーワード
を決めましょう。
ブログのテーマが「タロット占い」ならメインキーワードは「タロット占い」です。
気をつけて欲しいのは、「タロット占い」を「占い」と抽象化しすぎないことです。
「占い」は、「タロット占い」と比べて関連する範囲が広すぎます。キーワードの抽象度が高いと、関係するキーワードが多くなりすぎ、記事が読者の知りたいものとかけ離れていってしまいます。
2. ブログ読者の人物像や悩みを考えてワードを書き出す
メインキーワードが決まったら、あなたのブログの読者を想定して、なるべく具体的にイメージし、人物像を描いてみましょう。
「タロット占い」がテーマのブログなら、たとえば次のように「読者」を想定します。
- 40歳
- 女性
- 夫と12歳・9歳の子どもの4人家族
- 沖縄・田舎暮らし
- 主婦
- 趣味は、タロット占いをすること、Netflixでドラマ鑑賞、美容活動
- 年収0円、夫の年収600万円
このように具体的にユーザー像を描くことを、マーケティングの世界では「ペルソナの設定」と呼んでいます。
ペルソナを設定することで、読者の生活シーン、欲求、悩みなどを、より具体的に想像できるようになるでしょう。
そして、そのペルソナが検索窓に打ち込むと想定されるキーワードをできるだけ書き出してみましょう!
3.「メインキーワード」の関連キーワードを洗い出す
関連キーワードとは、メインのキーワードに関連性の高いキーワードのこと。「タロット占い やり方」など、「メインのキーワード+〇〇」の複合語になります。
「メインキーワード」の関連キーワードは、とてもたくさんあります。
たとえば、次の画面を見てください。
これは「ラッコキーワード」という無料ツールを使って、「タロット占い」の関連キーワードを調べた結果です。729個の関連キーワードがヒットしました。
表示された関連キーワードは、実際にGoogleで頻繫に検索されたもの。
このようなたくさんの関連キーワードの中から、自分のブログのコンセプトやペルソナの気持ちに合った関連キーワードを選んで、リストアップします。
少しでもコンセプトやペルソナの気持ちに関係がありそうなものは、切り捨てずにリストアップしていきましょう。
4. キーワードの検索ボリュームを確認する
次は、リストアップした関連キーワードの検索ボリュームを調べます。
検索ボリュームとは、ユーザーに検索された回数のこと。
検索回数を知ることで、キーワードの需要の大きさを把握できます。
この記事では、Googleが無料で提供している『キーワードプランナー』で検索ボリュームを調べます。
上の画像は、メインキーワード「タロット占い」の関連キーワードの検索ボリュームです。月間平均検索ボリュームが「10~100」「10万~100万」などの概数で表示されます。
自分が記事のテーマに取り上げたいキーワードがどのくらい需要があるのかを念の為、確認しておきましょう!
5. キーワードを絞り込む
ここまでの作業が終わったら、キーワードを絞り込みます。
検索ボリュームが大きいビッグキーワードは競合環境が厳しく上位表示が難しいため、ブログを開設したばかりのドメインが弱い状況では、なるべく避けたほうが無難です。
複数の語句を組み合わせたロングテールキーワードで、検索ボリュームが100~1,000程度のものを狙うのがおすすめです。
6. 検索結果で競合ページを確認する
キーワードを絞り込んだら、実際にそのキーワードで検索し、現時点で上位表示されているページを確認しましょう。
上位表示されているのが企業の公式サイトや大手WEBメディアばかりの場合は、そのキーワードで上位表示させるのは難しいかもしれません。
その場合は他のキーワードを選び直す必要があります。
逆にブログなどの個人メディアが表示されているキーワードであれば、あなたの書く記事も上位表示させられる可能性が高いです。
7. キーワードの検索意図を把握する
競合ページをリサーチする際には、記事タイトルや見出し構成も確認しましょう。
上位表示されているページは、現時点で検索エンジンから「ユーザーの検索意図を満たしている」と評価されているページです。
タイトルや見出しを確認することで、どんな情報を盛り込めばユーザーの検索意図を満たせるかがわかるでしょう。
また、サジェストキーワードや再検索キーワードを調査することでも、検索意図の把握ができます。
これらの詳細と調査方法については後述します。
ちなみに、ブログ記事のキーワードを選ぶ際は、1記事に1検索意図で、同じ検索意図のキーワードが複数ある場合は、1記事で複数のキーワードを狙っても構いません。
【SEO対策】キーワード選定の必須ツール!
ブログ初心者の方におすすめ!無料のキーワード選定ツールを4つご紹介します。
- サジェストキーワード
- 再検索キーワード
- ラッコキーワード
- キーワードプランナー
サジェストキーワード
サジェストキーワードとは、検索窓に語句を入力した際に候補として表示されるキーワードのこと。
一般的によく検索される人気のキーワードや、検索者の過去の行動履歴などが反映されています。
サジェストキーワードはキーワードのピックアップや検索意図を探るのに役立ちます。
再検索キーワード
再検索キーワードは、一度検索してWEBサイトを訪問した人が、探している情報がなかったなどの理由で離脱し、再度検索した際のキーワードです。
Googleの検索結果では「関連キーワード」や「他の人はこちらも質問」として表示され、1度の検索では満足できなかった人が、次にどのようなワードで検索したかがわかります。
つまり、よりユーザーの検索意図が明確にあらわれているということです。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、実際にGoogleで頻繫に検索されたワードや検索ボリュームなどを調査できるツールです。
検索窓に語句を入力するだけでサジェストキーワードなどの一覧を無料で確認できるため、キーワードの洗い出しや検索意図の確認に活用できます。
検索ボリュームも確認できますが、こちらは有料(月額440円)。とはいえ安価なので初心者にもおすすめです。
キーワードプランナー
キーワードプランナーは、キーワードの検索ボリュームを調べられるGoogle公式ツールです。
無料でも利用できますが、その場合は検索ボリュームが「1,000~1万」「1万~10万」など、ざっくりとした数値でしか表示されません。
少額でもGoogle広告を出稿すると、詳細な数値が表示されます。
最後に
みなさん、キーワード選定については理解できましたでしょうか?
ブログを検索上位に表示させるためには、キーワード選定を丁寧に行い、キーワードの検索意図をしっかりと把握するようにしましょう。
ユーザーが抱える悩み・問題・欲求を解決できる内容にすることで、SEOに強い良質な記事を作ることができます。
ブログを始めたばかりの時期は、難易度が比較的低いロングテールキーワードを狙い、上位表示できる記事をコツコツと積み重ねていくことが必要です。
また、本記事で紹介したキーワード選定やSEO対策に役立つツールを活用して、キーワード選定にも慣れていきましょう!